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実用書の購入は最大の自己投資である

 

 一般に自己投資は大事だといわれる。だがこの手の話の多くが、お金持ちになるためのものではなく、優秀な従業員になるためものである。お金持ちになりたければ、自己投資を勘違いしてはいけない。

 自己投資の例としてよく引き合いにだされるのが資格である。「資格マニアがお金持ちになれない本当の理由」でも言及したが、資格に依存しようという発想は、逆に自分をお金持ちから遠ざけてしまうことがある。

 どうしても必要な資格であれば当然取得すべきなのだが、なんとなく資格を取れば道が開けるというような考え方は捨てた方がよい。

 語学も同様である。当然外国語はできるに越したことはない。だが主たる目的もなく漠然と語学を勉強するだけではお金持ちへの道は遠いままだろう。
 お金持ちになれる人は、語学がお金儲けのために必要だとなれば、どのような手段を使ってもマスターするはずである。逆に現在の環境において必要ないと判断すれば、まったく興味を示さないであろう。

実用書への投資はコストパフォーマンスが高い
 では、自分への投資はどのようなものがよいのだろうか?

 お金持ちになるための最もよい自己投資は、自分のチャンスを広げてくれるようなものに対する投資である。チャンスを広げてくれるものは人それぞれであり、その人が置かれた環境によって異なっている。ある人にとっては人とのつながりかもしれないし、ある人にとっては身だしなみなのかもしれない。

 だが誰にでも有効で効果のある投資対象は情報である。
 特に書籍から得られる情報は安価でコスト・パフォーマンスが高い。もちろん書籍といっても文学書や哲学書ではなくいわゆる実用書である。

 書籍に記載されている情報の量は極めて豊富である。
 書籍は普通200ページくらいの分量があるが、これだけの原稿を書くのは相当大変だ。


 よほどアイデアが詰まっている人なら話は別だが、書き手が持っている情報をかなり搾り出さないと一冊の本は書けない。したがって、書籍には書き手が持っている情報のかなり部分がアウトプットされていると考えてよい。

速読術を使わなくても速読する方法
 様々な業種の事業を手がけている資産家のZさんは、ユニークな読書法を実践している。Zさんは大量の実用書を購入するのだが、内容はほとんど読まないのだという。

 「本を開いたらまず、前書きを見ます」
 「前書きを読むとだいたいその本が何を言っているのか分かります」
 「前書きの次は目次を読みます」
 「ここまで来て、内容をさらに知りたいと思ったら、ようやく本文を読み始めます」

 Zさんは本文もじっくり読むことはほとんどないという。ページをどんどんめくってキーワードを拾っていき、気になるキーワードが目に留まった時だけそのページをちゃんと読む。
 Zさんはこのやり方で2日に1冊ずつ本を読めているという。確かにこれだけの実用書を読めれば、相当な情報が手に入っているはずである。

大きな情報と小さな情報を組み合わせる
 Zさんのようにはいかなくても、200ページ分の情報がわずか1000円から2000円で手に入るとしたらこんなに安上がりなことはない。

 自分が分からない分野について、人に聞いたりして情報を集めようと思えば、何週間という時間と何十万円もの出費を覚悟しなければならない。これと比べれば書籍の値段などタダ同然なのだ。

 もちろん肝心な部分は活字にしていなかったり、どこからか写してきたような内容の書籍もあるが、そのような本にあたってしまったら必要経費と思ってあきらめればよい。

 書籍のような、誰にでも目にすることができる情報など価値がないと思う人もいるかもしれない。だがそうとも言い切れない。

 ある特定の人だけが知っているディープな情報は、非常に価値が高く有益であることもあるが、逆にまったくのガセで無価値なことも多い。
 一方書籍になっている情報は、一定の範囲で有効性が証明されており、大きくはずすことはない。書籍から得られる大きい情報と個人から得られるディープな情報をうまく組み合わせて、はじめて本当の情報活用といえる。

【参考記事】
お金持ちってケチが多いっていうけど本当なの?
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
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