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ホラは吹いた方がよい

 

 普通ホラ吹きは嫌われる。だがお金持ちになった人にはホラ吹きが多い。今回は吹いてよいホラと吹いてはダメなホラ、それとホラ吹きの効用について考えてみたい。

 ソフトバンクの孫社長が、会社を設立した時に大ホラを吹いたのは有名な話である。

 孫社長1人にアルバイト社員2人。ビールのプラスチックケースの上に立った孫社長が、アルバイト社員2名を前に「ウチの会社は必ず1兆円企業になる」と言い放ったのだ。たぶんアルバイトの社員は「ウチの社長は頭がおかしいんじゃないか?」と思ったことだろう。

ホラ吹きとウソつきの違い
 都内でクラブを経営するUさんは、ちょっとしたホラ吹きだ。Uさんのお店はDJの選定が絶妙で、毎晩多くの客がやってきて大盛況となっている。Uさんと知り合いのSさんとの会話はこんな感じだ。

 Sさん「最近どう?なんか調子いいんだって」
 Uさん「いやー絶好調。客が店に入り切らなくて1kmくらい並んでるよ」
 (1kmもあったら地下鉄で次の駅だろうが!)
 Sさん「かなり儲かってんじゃないの?」
 Uさん「おかげさまで。毎日店を閉めた後、現金が重すぎて持てないんだよ」
 (そんなに紙が重いわけないだろ!)
 Sさん「そんなにすごいの?」「ところで2店舗目、3店舗目は出さないの?」
 Uさん「あちこちから出店の話が来ててさ。もう携帯鳴りっ放し」
 (今、携帯鳴ってないだろ!)
 
 確かにUさんの話は、半分どころか3分の1くらいに聞いておくのがよいだろう。だがUさんは決してウソはついていない。1kmも客が列を作っているわけはないのだが、店の前で行列になったのは事実なのだろう。
 また重すぎて持てないわけはないのだが、閉店後に大量の現金があるのもおそらく事実だろう。

 実際、筆者の知り合いがかつてディスコを経営してたことがあったが、ブームとなった一時期はあまりにも客の入りが多く、レジに現金が入り切らなかったという。

 店は殺人的に忙しく、いちいち現金を数えて整理する時間もない。支払いに必要なお金は無造作に札束の山から取り出す状態だったという。

つまらない人にはお金も人も集まらない
 お金や人はお金があるところに集まってくる。ちょっと胡散臭いな、と思っても、儲かってそうな話を聞くと、興味を持ってしまうのが人間というものだ。

 Uさんの話が以下のようだったら、SさんはUさんと積極的に付き合おうと思うだろうか?少なくともUさんはSさんを味方として積極的に利用することはできないだろう。

 Sさん「最近どう?なんか調子いいんだって」
 Uさん「いやーべつに」
 Sさん「かなり儲かってんじゃないの?」
 Uさん「特に儲かっているというわけでもないですよ」
 Sさん「2店舗目、3店舗目は出さないの?」
 Uさん「どうでしょうねえ」

 ただこれも行き過ぎてウソになってしまうとただの詐欺師になってしまう。だが今のところSさんが成功しているのはちょっとしたホラ吹きあることも理由の一つなのである。

成功はまずビジョンを示すことから
 ホラを吹く効用はそれだけではない。

 ホラを吹くことによって、将来のビジョンを明確にできるという効果もある。
 事業や投資で成功するためには、なんとなく成功したいではダメだ。具体的にどのように成功するのかというイメージを持つことが意外と重要なのである。

 これは経営学の世界などでも大真面目に議論されていることである。実業家の役割はまず目標を明確に示し、その目標に達するための道筋をつけることである。
 そのためには、まず何よりも大きなビジョンを掲げることが先決となる。ビジョンなしにはまともな目標は生まれない。孫社長はまず1兆円企業というビジョンを掲げた。孫氏が詐欺師にならないためには、どこかのタイミングでその道筋を描く必要がある。
 
 人間とは弱いもので、すぐ低きに流れてしまう。大きな仕事を成し遂げるには、ギリギリまで自分を追い込まなければならない。ユルッと夢を実現できる人などごく一部の天才を除いてほとんど存在しないのだ。

 ホラを吹いたあげくに道筋を示せなければ詐欺師になってしまうところまで自分を追い込むことで、はじめて見えてくるものもある。
 もっともホラを吹きすぎたことで、金があり余っていると見られ、思わぬ被害に会うお金持ちもいる。ホラはほどほどに。

【参考記事】
お金持ちには身の危険がある?
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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