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教養はお金儲けにとって邪魔な存在か?

 

 下手に教養があるとお金儲けの邪魔になるといわれる。この話に合致する人は、一定数存在しており、説得力があるように思える。
 だが、教養が邪魔をしてお金儲けができない人は、本当の意味で教養人というわけではない。暗記することにばかり力を傾けてしまい、物事の本質を見極めるトレーニングをおざなりにしてしまった結果である。

知識が言動に結びついてはじめて教養となる
 教養というのは、単に知識が豊富なことを指しているわけではない。本当の意味での教養とは、総合的な知識が実際の言動に結びついたものを指す。いくら知識があってもそれが、言葉や行動にあらわれなければ教養とは呼べない。

 逆に、豊富な知識をうまく言動に結びつけられているのであれば、教養はむしろお金儲けにとってプラスに作用する。プラスどころか使い方によっては大きなメリットになると考えてよいだろう。

 哲学的な教養を巨万の富に結びつけた代表選手はやはり投資家のジョージ・ソロス氏だろう。ソロス氏はもともと哲学者志望であり、哲学的な素養には事欠かなかった。

 ソロス氏は、再帰性理論と呼ばれる独自の投資理論を確立したが、この理論は、物事の認識と現実がどこから生じているのかという哲学的テーマから導き出されたものである。

 またソロス氏は、オープンソサイエティという団体を主宰し、慈善活動や自由主義に対する支援活動を行っている。こうした活動はソロス氏が哲学上の師と仰いでる科学哲学者ポパーから大きな影響を受けているといわれる。物事に対する深い洞察がなければ、ソロス氏の投資理論は生まれなかっただろう。

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教養を巨額の資産に変えた森ビル創業者
 日本でも、学術的教養を巨万の富に変えた実業家がいる。六本木ヒルズで有名な森ビル創業者の森泰吉郎氏である。森氏は、経済学者であり、横浜市立大学教授で教鞭を執る一方、東京都の港区に集中してオフィスビルを建設し、世界でも屈指の不動産投資家となった。

 森氏はもともと東京港区の西新橋界隈に多少の土地を持っていたが、今のような資産家ではなかった。森氏の資産形成方法は、学者らしく徹底して論理的・合理的である。

 終戦直後、日本は太平洋戦争で生じた膨大な政府債務によって準ハイパーインフレともいうべき状況となった。インフレ下で現金を持っていては瞬く間に紙くずになってしまう。
 森氏は経済学者として日本政府の財政状況をよく理解していたころから、インフレの発生を完全に予測。インフレが進みそうになると、手持ちの現金を人絹(レーヨン)相場に投入し、資産を何十倍にも増やすことに成功した。この資金がビル建設の元手となった。

 その後も森氏は、学術的な予測手法を駆使し、勘に頼らない形での開発を進めてきた。こうした手法はやがて六本木ヒルズの建設につながっていく。

 両者の実績は、教養がむしろ巨額の資産形成に役立つよい事例といってよいだろう。知識はこのようにして生かさなければ意味がないのだ。

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