お金持ちの教科書

お金持ちになるための法則を徹底解説。お金持ちになりたい人必見の情報サイト!

*

手書きの手紙で依頼する人は仕事がデキないという発言をどう理解すべきか

 

 手書きの手紙で依頼してくる人は「仕事ができない人」だという、若手社会学者・古市憲寿氏の発言が話題となっている。この手の話は、本コラムでも何度か取り上げているが、コミュニケーションの手段に関する議論について、お金持ちという観点から得られる結論はただ一つである。

電話も苦手で、手紙を書く人とは一切仕事をせず
 古市氏は、あるテレビ番組で「電話で依頼するような人とは仕事をしたくない」「電話よりも一番嫌なのは手書きの手紙とかで、依頼が来ると、その人とは一切もう仕事をしないって決めてます」と発言した。テレビ業界において彼に求められているキャラからすれば、予定調和的な発言ではあるのだが、案の定、この発言には賛否両論が寄せられている。

 ここでは、いつものように、テーマそのものに関する是非は論じないが、お金持ちという視点から言える事はただ一つ、お金持ちになりたければ、内容の如何に関わらず相手の好みに合わせるしかないという現実だけである。

 顧客と連絡を取りたいと思った時、電話を望まない相手に電話をかけるなど愚の骨頂である。一方、手書きの手紙だと喜ぶという人も一定数存在している。そのような人には、当然のことながら、手書きの手紙を出せばよい。コミュニケーション・ツールに何を用いるのかについて、べき論を持ち出すこと自体がナンセンスなのだ。

 もっと露骨に言えば、現在、テレビで引っ張りだこの古市氏は、社会的強者ということになる。彼の立場が今後も安泰なのかは分からないが、少なくとも現時点においては仕事や付き合う相手を選べる立場にある。どうしても古市氏と仕事をしたいのであれば、電話や手紙は避ける以外に方法はない。

 実は連絡手段というのは、権力構造の記号として作用している面が多分にある。どの連絡手段をどちらから用いるのかで、双方の権力関係が可視化されるという仕組みである。

tegamitegaki

コミュニケーション手段とは権力の記号?
 筆者は手紙でのコミュニケーションも否定はしないが、権力構造としてこれを捉えるなら、相手に関係なく、電話や手紙など、心のこもった方法でコンタクトすべきだと主張している人には少々問題がある。

 なぜなら、どんな相手にも手紙を送っている人や、電話をかけている人というのは、相手も自分に対して同じように丁寧に接して欲しいという願望を心のどこかで持っている可能性が高いからである。
 しかし、顧客など、自分が売り込まなければならない相手に対して、自分が持っている気遣いと同じものを要求するというのは少々スジ違いである。それでは、顧客の求めているものを提供していることにはならない。

 ビジネスというのは相手が求めるものを適切に提供することで初めて成立する。相手が求めているものがLINEを使った簡便なコミュニケーションならそれを提供するのが、売る側の鉄則である。
 こうした合理的な発想ができる人は、確実に収益の機会をモノにすることができるだろう。またこれができる人は、必要とあらば、普通の人ではとても真似のできない、毛筆のしかも達筆な手紙をしたためているに違いない。

  関連記事

kurugumanabe
クルーグマン教授のオフレコ破りから考えるお金持ちになるための交渉術

 オフレコが前提で安倍首相と会談した経済学者のポール・クルーグマン教授が、会談内 …

a0001_015100
家族は放っておくと負債になる

 お金持ちになるためには、できるだけ「入り」を増やして「出」を減らさなければなら …

a0006_000859
お金持ちは命を数値化する

 前回は、生命保険への加入を検討していたCさん夫妻が、日本人の死亡率のあまりの低 …

a0002_010335001
将来のために今ガマンするはウソ

 将来のためには、今ガマンをすることは重要だといわれる。日本は小さいときから、後 …

a0002_007013
モデルと付き合うとお金持ちになれる

 お金持ちの男性でモデルと付き合っている人の割合はなぜか高い。  お金持ちといっ …

tenteki
お金で命は買うことができるのか?

 最近では富裕層ブーム?を反映して、お金持ちのための特別な病院が増えてきている。 …

SODAN
貧乏人もお金持ちも人の話を聞かないが何が違う?

 お金持ちはたいがい人の話を聞かない。貧乏人は人の話をよく聞くかというとそうでは …

business
お金持ちにとって飛行機のビジネスクラスとは?

 お金持ちがビジネスクラスが大好きなのは本当だ。 筆者が話を聞いたお金持ちの多く …

a0001_013656
リスクをとった人にもれなくご褒美はアリか?

 先日、20代前半の若者が事業に失敗した。それほど大きな負債を抱えたわけではない …

project
お金で解決することの是非②

 前回は、お金持ちが見せた絶妙なお金での解決方法を紹介した。今回はそれとは正反対 …