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お金持ちは人と論争しない

 

 やたらと人と論争したがる人がいる。論じることが目的の場ならいざ知らず、ビジネスにおける取引の現場で論争したがる人とは基本的に関わらない方がよい。自らの利益を最大化したいならなおさらである。

製品を買わないのにイチャモンを付ける人
 営業の経験のある人なら実感として分かるかもしれないが、製品やサービスの営業に行くと、いろいろと難癖を付けて、論争したがる人が一定数存在する。効率よくお金を稼げる人は、基本的にこうした人とは関わらない。

 あるシステム開発企業を創業した実業家のT氏は、会社が小さい頃には、自らが提案営業を行っていた。顧客の中には、T氏が提案する内容について、いろいろと文句を付けてくる人がいた。購入した人や、購入する予定の人が交渉しているのではない。

 まだ買うかどうかも分からない段階であるにも関わらず、その提案の内容や使われている技術について、「今の時代に合っていない」「うまく機能しない可能性がある」などと文句を言うのだ。

 T氏は、以前はこうした人の話も丁寧に聞いていたが、ある時からそれをキッパリとやめてしまった。このような人は、論争やイチャモンが目的であり、商品を購入する気がない。仮におだてて、もっと具体的な提案に進んだとしても、面倒なことになるだけである。少なくとも、いい客にはならないだろう。

 こうした顧客に関わっているヒマがあったら、次の顧客の所に行った方が圧倒的に効率がよい。
 T氏は「大変失礼ですが、私はこの提案内容についてお客様と論争するためにお邪魔しているわけではありません」「もし購入について検討される予定がないのでしたら、失礼させていただきます」といって、すぐに帰るようにしたそうである。失礼だといって怒り出す人もいるが、謝ったところで、そのような人から受注を得られる可能性はほとんどない。

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ビジネスの目的とは?
 これは一種の顧客の選別ということになるが、これを実施するようになってから、営業の効率が格段に向上し、T氏の会社の業績はみるみる向上したという。T氏が資産家の仲間入りをすることができたのは、このように徹底して仕事をシンプルにしたからである。

 ビジネスの世界における議論は、それぞれ相手から有益な情報を得るためのものであり、その最終的な目的は双方のニーズのマッチングである。ビジネスとは、ある製品やサービスを必要としている人と、それを売りたい人をマッチングさせるための行為であり、そのために情報交換や議論を行う。論争はそれとは正反対の行為ということになる。

 この基本原理が分からない人は、おそらく一生お金とは縁がないだろう。逆に言えばそのような人と付き合っている経済的な意味はない。お金持ちを目指すのであれば、なるだけそのような人とは関わらないことである。

 また本当の論争というものは、その人の知性のすべてを賭けた争いであり、中途半端な覚悟で行うべきことではない。ビジネスの現場で論争する人というのは、結局のところ、安全地帯でただ吠えたいだけのことである。

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