お金持ちになれる趣味の持ち方
世の中には、いい趣味の持ち方といった話がある。いい趣味を持って、オンとオフをしっかり切り替えられば、仕事もうまくいくといったニュアンスのようである。だが、お金持ちを目指す場合、この話は成立しないことが多い。
同じ趣味といっても2つの種類がある
趣味には実は2種類ある。ホンモノの趣味となんちゃって趣味である。ホンモノの趣味とは、ここまでくれば、もはや趣味ではないのだが、それをしていないと、その人の人生が成り立たないような行為のことを指している。
コレクションなどに全財産をつぎ込み、家を傾かせているという人がたまにいるが、まさにこのようなケースのことである。お金持ちの人であれば、それはまさに放蕩ということになるだろうが、ホンモノの趣味とはこのようなものである。
これにハマッた人には、アドバイスなどしてもムダである。それが人生そのものであり、人から指摘されてやめるような種類のものではないからだ。
一方、なんちゃって趣味はまったく状況が異なる。なんちゃって趣味は、まさにオン・オフの切り替えができるような適度な楽しみ方ができるものである。
年配の人でソバ打ちを始める人は多い。ソバ打ちは適度に難しいが、ある程度の努力があれば誰でもできるものでもある。なんちゃって趣味としては最適なものといえるだろう。
こうした趣味があれば、定年後にやることがなくて困るといった事態は避けることができるだろう。その意味では多くの人にお勧めの習慣といえる。
お金儲けはアートと同じ
だが、本気でお金持ちになろうとするのであれば、どちらの趣味も必要ない。というよりも「お金儲けが趣味」というくらい、のめり込まないと普通の人が大金を稼ぐ事は難しいからである。
先ほどの趣味を例にとれば、全財産を傾ける趣味がお金儲けといったところだろうか?逆にいえば、適度にオン・オフを切り替えるといった程度の趣味であれば、すべての時間を仕事に費やした方がよいし、そうであればこそ見えてくる世界もある。
ある外国人の起業家が、雑誌のインタビューで面白いことを言っていた。
なぜ、わざわざ起業という大変な道を選ぶのか?という質問に対して「起業家とはアーティストやアスリートのようなもの」「なぜ絵を描くのか、なぜ走るのかといった質問は愚問だ」と答えていた。
実際、ビジネスや投資というものは、非常に奥が深く、面白いものである。
これにハマってしまったら、普通の趣味ではとても満足できないだろう。また、ベンチャー・ビジネスや投資から得られるアドレナリンは、そこらのギャンブルでは、到底、得ることなどできないレベルのものとなるはずだ。
【参考記事】
「メール不達時の対応はお金持ちか貧乏人の分かれ道」
【関連サイト】
「なぜあなたは出世できないのか?」
「投資で成功するために絶対知っておくべきこと」
「起業・独立で成功するために知っておくべきこと」
「放射能から身を守る食品サイト」
「記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト」
関連記事
-
-
お金持ち本の読み方
世の中にはいわゆる「お金持ち本」と呼ばれるジャンルの書籍がある。 ここには …
-
-
ファストフード命という人はお金持ちになれない
お金持ちになろうとしている人で、ファストフードが大好きという人がいたら、少しば …
-
-
ロックフェラーを陰謀論として理解しているうちはお金持ちになれない
ジョン・ロックフェラーは、歴史上もっとも多くのお金を稼いだ人物として知られてい …
-
-
批判と文句は違う
批判と文句は似ているようで異なる。お金持ちになれる体質の人は、批判は積極的に行 …
-
-
お金持ちは心が狭いかどうかは気にしない
世の中で自分の心が狭いのかを気にする人は多い。ネット上でも、他人から不当なこと …
-
-
貧乏人と付き合うと貧乏になる
貧乏人とばかり付き合っていると自分も貧乏人になってしまうとよく言われる。 これ …
-
-
どこかでリスクはとらなければならない
お金持ちになるためには、どこかで何らかのリスクを取らなければならない。 不動産 …
-
-
宗教を信じているとお金持ちになれる?
「信じればお金持ちになれる!」と聞くと何やら怪しげな新興宗教の勧誘に聞こえるが …
-
-
親の年収が高いと学校の成績がよいというのは本当か?
親の年収や学歴が高い方が子供の学業成績がよいという文部科学省の調査結果が話題と …
-
-
自力で食べて行けることとお金持ちになることは違う
経済的自由を得るためには2つの大きな関門を突破する必要がある。最初の関門は、人 …
- PREV
- 家族という存在を頭に入れないとお金持ちになれない
- NEXT
- お金持ちの帝王学