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出来ない理由を列挙しない

 

 お金持ちになれる人は、常にどうすれば実現できるかを考えている。これに対してお金持ちになれない人は、常にできない理由を列挙している。
  この話は昔から言われていることだが、いつになっても状況は同じである。思い当たる人は要注意である。

出来ない理由を並べる天才
 以下は、筆者にビジネスの相談に来たY氏との会話である。Y氏はIT業界の人で、今は下請けのような立場で仕事を請け負っている。もっと儲かるビジネスをしたいと思っているという。

筆者「今、儲かっているのですか」 Y氏「さっぱりです」
筆者「なぜ儲からないのですか?」 
Y氏「下請けだと利益が薄いんです」
筆者「では直接、顧客に売りに行けばよいのでは?」
Y氏「実績がないと無理です」
筆者「実績を作ればよいのでは?」
Y氏「どうやっていいか分かりません」
筆者「タダで案件を受ければ、発注するところはあるのでは?」
Y氏「お金がないんです」
筆者「ではお金を借りてくればよいのでは?」
Y氏「銀行はお金を貸してくれません」
筆者「お金を貸してくれる事業計画を書けば良いのでは?」
Y氏「どうやって書いたらいいか分かりません」
筆者「では書ける人に頼めばよいのでは?」 Y氏「知り合いにいないのです」
筆者「クラウドソーシングで探せばよいのでは?」 Y氏「使ったことがないので・・」

ビジネスのカギとなる部分は意外と単純
 もちろん各業界にはいろいろな慣習があり、そう簡単に状況を打開できるとは限らない。しかし筆者の経験上、多くの業界において、工夫次第で、実績のカベを乗り越えたり、下請けからの脱却を実現することが可能である。
 重要なことは、それを実現するために、何をすべきか考えることである。

 だがY氏の発言は、基本的にネガティブで、うまくいかない理由を列挙しているだけになっている。そこまでネガティブなら、なぜそんなに儲けたいと思っているのか不思議なのだが、そのあたりには矛盾を感じていないようだ。

 ビジネスにおいてやるべきことは意外とシンプルである。上記の例では、とにかく直接顧客から案件を受けることが利益率向上のカギになっていることが分かる。そうであるならば、それを実現するためには何をすべきかのか、徹底的に考える必要がある。

 あるシステム会社の経営者は、最初の案件に限って、SE単価を半額にしてエンドユーザーから直接案件を獲得していた。

 日本の顧客は、「何かあったらどうするんだ?」という保身に走りがちである。だが単価が半分ということであれば、それを押しのけても発注してみようという顧客は出てくるものである。

【参考記事】
物事を言い切ってしまう人はお金持ちになれない
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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