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お金で命は買うことができるのか?

 

 最近では富裕層ブーム?を反映して、お金持ちのための特別な病院が増えてきている。病院は命に関わるところなので、お金持ちの専用病院があると聞けば気になるところだ。

 お金をたくさん払えるといい治療が受けられて、寿命が延びるなんてことがあるのなら、それこそ不平等だと憤る人もいるだろう。
 お金で命が買えるのかという話をする前に、まず病院の治療費をどのように支払っているのかということを知る必要がある。

1人あたりの治療費が億を超えていることも!
 病院での治療には、実はとんでもなく高額な費用がかかっている。

 例えば、日本人の死因のトップはガンなのだが、ガンで何回も手術を受けたり、抗ガン剤の投与を長年続けたりすると、医療費の総額が1人の患者で億を超えることもある。

 ガンのような大病でなくても、ちょっとしたカゼで病院にかかり、注射を打ったりしただけでも実は何万円もかかっているのだ。このため治療費をフツーに患者に請求したら、皆破産してしまう。

 そこで日本では、全員が医療保険に加入することによって、保険でカバーするようになっている。保険で足りない分は国が補助を行う。サラリーマンなら会社の保険に、自営業やフリーランスなら国民健康保険に入っているはずだ。

 これは国によって違っていて、アメリカでは保険に入るか入らないかは個人の自由だ。このため、保険料を払わず大病になったら諦めるという人もいる。
 筆者も昔アメリカに出張中に高熱を出し止むを得ず医者にかかったことがある。日本の保険は使えないので全額を自己負担で支払ったが、問診と解熱剤の処方だけで2万円近く取られた記憶がある(後日海外旅行の保険で取り返した)。

 話はそれたが、日本では病院の治療は基本的にこの保険制度を使うことが前提となっている。このため、どのような治療が保険の対象になるのは厳密に決められていて、医者や患者が勝手に治療法を選択することができないようになっている。つまり、融通は利かないが、全員平等な治療が受けられるシステムということだ。

 日本では保険の範囲で治療を受けている限りは、お金持ちでも貧乏人でも大差はないと思ってよい。お金を出せば豪華な個室に入れるぐらいだ。

お金持ち向けの病院はほとんど自由診療
 だが病院によってはこの保険を使わず、全額を患者に請求するシステムを採用しているところもある。自由診療と呼ばれるものだ。
 自由診療であれば、どんな治療を行うかは、医者と患者が自由に決められる。その代わり全額患者が費用を負担することになる。

 お金持ちを対象とした病院のほとんどは、この自由診療のシステムを採用している。分かりやすいところでは、歯医者の高級インプラントやセラミック処置などは自由診療である。

高級病院では好みの看護士を選べるサービスも!

 自由診療のいいところは薬や治療法の制限がないところだ。

 IT系企業を経営するI氏は、もっぱら自由診療の病院を利用している。日本では認可されていない薬が自由に使えるところがよいという。

 「以前はインフルエンザ治療薬は日本ではほとんど認可されていませんでした」
 「でも自由診療の病院ならアメリカの治療薬を取り寄せて処方してくれました」
 「1回5万円とかしますが、インフルエンザで倒れることを考えるとお金を払う価値はありました」
 「今でも新しい薬などを紹介してくれます」

 診療も完全予約制で、待たされることもなく快適だそうだ。

 ガンなど命に関わる病気の場合でも、自由診療は増えてきている。日本では認可されていない抗ガン剤治療や検査方法が利用できるという。
 
自由診療だからといって寿命が延びるわけではない
 北関東で開業医を営むD氏は、医者であるとともに、かなりのお金持ちでもある。D氏に自由診療のことについて尋ねてみた。D氏によれば自由診療とっても万能なものではないという。

 「本当にお金に糸目をつけなければ、いろいろな治療法が見つかるかもしれません」
 「でも何億ものお金を治療費にポンと出せる人はそうそういないでしょう」
 「ですので、自由診療といっても実際に受けることができる治療には限界があります」

 それに、ものすごく高額な治療法であっても本当に治療成績がよいものであれば、少し時間はかかっても、いずれ保険の対象になり、誰でも使えるようになるという。

 何億、何十億を治療費に投入できる超大金持ちは別として、普通のお金持ちクラスであれば、命がお金で買えるというほどのことはないようだ。

 ちなみにD氏も、もし大きな病気になったらどのように治療しますか?という筆者の問いにはこう答えている。
 
 「フツーに保険適用の病院に入院します」
 「ただし、医者はちゃんと選ばないと大変なことになりますよ」
 「日本では自由診療かどうかよりも、どの医者に当たるかのほうがよほど重要な問題なのです」

 とりあえずまだお金持ちでないという読者の方も、保険にさえ入っていればなんとか安心できそうだ。月々の出費が苦しくても保険料を滞納することだけは避けたほうがよい。

 もっとも日本でも医療費を抑制するために、自由診療を拡大していく動きも出てきている。20年後にはもしかすると、お金で命を買う時代になっているのかもしれない。

【参考記事】
お金で幸せは買えるのか?
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
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