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定年退職したら旅行したいという人は危ない

 

 定年退職したシニア層で、今、旅行貧乏が増えているそうだ。年に何回も旅行を繰り返し、気が付くと年金収入を大きく上回る出費で、老後の蓄えがなくなっているというパターンが多いらしい。
 定年退職者のお金の使い方は、本コラムの趣旨とは関係ないテーマだ。だが、お金に興味のある人ならば、旅行貧乏になってしまうというシニア層の思考回路や行動パターンについては、よく理解しておく必要がある。ここには、お金が逃げていく典型的パターンが凝縮されているのだ。

定年退職してから旅行に行くのはなぜ良くないのか?
 いつ旅行して、それにいくら出費するのかは人の勝手であり、好きにすればよい話だ。だがお金に関する合理性という観点では、歳を取ってから旅行貧乏になるというのは、もっともよくないパターンといってよい。

 そもそもなぜ人は旅行に行くのか?。新しい発見をしたいとか、日常とは違う体験をしたいといった理由が多いのではないだろうか?
 もしそうなのだとすれば、そして旅行が好きなのであれば、それは定年退職してからではなくて、若いうちからドンドン行くべきである。むしろ若い時の方が体力があって多少の無理がきく。非日常の体験をするにはもってこいである。

 旅行を繰り返していると、自分にはどういう旅行のスタイルが合っているのかが分かるようになってくる。また歳をとって経験値を積んでいくと、いい意味でも悪い意味でも人間が枯れてきて、どのような旅行をすると、どのような体験が得られるのかがおおよそ分かってくる。
 そうなってくると、歳を取ってからの旅行は、自分にもっともフィットした形のものに収束してくるはずであり、もしそうであれば、手当たり次第にあちこち行ってみるというパターンにはならないはずなのだ。

 だが旅行貧乏のシニア層はどうも様子が違うようだ。多くの人が、若い頃から大の旅行好きだったというわけではないだろう。おそらく、会社人間が退職してしまって自分には何も残っておらず、とりあえず簡単に刺激を得られるイベントが旅行であったと考えられる。つまり旅行は刺激を買うための手っ取り早い消費にしか過ぎないのだ。

刺激を買う消費は、ほとんどが割高
 困ったことに、お金で刺激を買うという行為はほとんどの場合、非常に割高となる。シニアになってから旅行という形で刺激に対して浪費をするくらいなら、若いうちからもっと好きなことをやって刺激のある人生を送った方がよっぽどよい。そうしていれば、歳を取ってからむやみに刺激を求めることもないだろう。

 筆者の知人のある公務員は、定年退職後も現役時代と同じように朝6時30分に起き、家事(奥さんと話し合って、分担を決めた)、趣味の囲碁、ジョギング、ボランティアと、時間割に沿った生活を淡々と続けた。

 現役時代も大きな旅行はしたことがなく、引退しても同じだった。何の変化もなく、質素だが、金銭的に余裕のある生活している。

 クソマジメに生きるということはこういうことであり、彼はサラリーマンとしてのお金との付き合い方は完璧といえる。今までサラリーマンで我慢してきたから、退職後は好きなことを好きなように、などというのは愚の骨頂なのだ。

 好きなことがあるのなら、若いうちから我慢などせず、本気で取り組むべきである。それにお金が必要なら、全力で稼げばよい。お金を稼ぐためには、それなりのリスクを取る必要があり、それだけで嫌というほど刺激を得られる。無目的に我慢し、それから解放されたときに刺激を求めて消費に走ることほど、バカげたことはない。

【参考記事】
本当に好きなことはお金を持ってみないと分からない?
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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