オーナー社長を友達に持て
よく言われることだが、友達を5人列挙するとその平均年収があなたの年収になるという。それが事実かどうかはともかくとして、どのような友人を持つのかは、お金持ちになれるかなれないかに大きく影響してくる。
オーナー社長は根本的に立場が違う
友人関係でもっともよくないのが、自分と同レベルもしくは自分よりも低いレベルの相手とツルんで、グチを言い合っている状態である。これは何も生み出さないばかりか、完全にマイナスになっている。
友人はできるだけ自分より上の人が多い方がよい。だが上といってもいろいろだ。具体的にどのような人を友人にすればよいのだろうか?
お金持ちになるということを第一に考えるならば、もっとも友人にふさわしいのはズバリ!会社のオーナー社長である。オーナー社長といっても別に孫正義のような大物である必要はない(そもそもそのような大物が友達になってくれるわけはない)。
だが重要なのは会社が小さくてもいいので、とにかく会社を所有している人がよい。同じ社長でもサラリーマンではダメだ。
たとえ社員が数人の小さな会社であってもオーナー社長は会社の経営にすべての責任を負っている。倒産すれば自分も破産だ。倒産しても仕事がなくなるだけのサラリーマン社長とは覚悟のレベルが違う。
それだけにワンマンな人も多く、会社のモノはカマドの灰まで自分のモノという意識の人もいる。だが逆にいうと、1円を使うにもすべて損得があり、お金について普通のサラリーマンとはまったく違う考えを持っていることが多い。
彼らの行動が常に正しいのかは分からないないが、何気ない発言やちょっとしたお金の使い方についても、いろいろと気付かされることが多い。行動を共にする価値は十分にある。
なぜオーナー社長はあなたと付き合うのか?
もしオーナー社長と友達になれた時に注意しなければならないのは、なぜ社長はあたなと付き合っているのかという点である。
オーナー社長の多くは、意味もなく他人と付き合うことはしない。もしあなたと継続的な友人関係を持っているのであれば、何らかの意図があるはずなのだ。
あたなにお金がないことがあらかじめ分かっていれば、悪人でもない限りお金や仕事が目当てではないだろう。
もしあたながサラリーマンなら、一般サラリーマンの情報源として有効と思っているのかもしれないし、あたなと話をしているとちょっとした息抜きになるのかもしれない。もしかすると、長期的には会社に来てもらいたいと思っているかもしれない。
いずれにせよ、その目的をそれなりに把握しておくことは重要なことだ。相手はあなたに価値がないと判断すれば、友人関係を絶ってしまう可能性が高いからである。
あなたの価値を継続的に示すことができれば、長期にわたっていい関係を作れるかもしれない。
そうすると、お金を扱うことに長けた人の考え方や行動、さらにはノウハウを目の前で吸収できるのである。こんなにいい体験などそうそうできることではない。
このような人との交流が深まれば、お金儲けをするにはどうしたらよいのかという思考回路が自然と身についてくるはずだ。
【参考記事】
「日本はお金持ちが多いというのは本当か?」
【関連サイト】
「なぜあなたは出世できないのか?」
「投資で成功するために絶対知っておくべきこと」
「起業・独立で成功するために知っておくべきこと」
「放射能から身を守る食品サイト」
「記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト」
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