荷物が多い人は貧乏人？

　最近、旅行ではなく普通の移動時に荷物用カートを使う人が増えてきている。電車などで後ろの人にぶつかってトラブルになるケースも出てきているという。

　カートを使う理由はいろいろあるだろうが、たくさん入るのでまとめなくてラクというのが大きいのかもしれない。だがカートを好んで使う人は要注意だ。荷物が多い人はお金持ちになりにくい体質かもしれないのだ。それはなぜだろうか？

荷物が多いのはエコノミークラスのお客さん
　航空会社では機内の手荷物を制限している。価格が高いビジネスクラスの方がエコノミークラスよりもスペースに余裕があるので、より大きな手荷物を機内に持ち込むことができる。だが実際には、大きな手荷物を持ち込もうとするのはビジネスクラスの客よりもエコノミークラスの客の方が多いという。

　例をもう一つ。筆者の知り合いのキャバ嬢の一人によれば、荷物が多いか少ないかは、お客さんが金持ちかどうかを見極める一つの材料になっているという。
　お金持ちのお客さんは、多くが手ぶらで店にやってくるという。お金がない人は荷物が多く、重たそうにして帰っていくらしい。
　もちろんこれら話は、少し極端かもしれないが、ある意味で真実を突いている。お店に手ぶらでくる人は、会社の社長さんで書類を持ち帰る必要がなかったり、自由業の人だったり、家が近い人だったりするので、結果的にお金持ちが多いのである。

　だがそれは必ずしも職業の違いによるものだけとは限らない。荷物の多い少ないは、その人の性格にも大きく依存しているのだ。

荷物が多い人は選択と集中が苦手
　そもそも荷物が多い人はなぜ荷物が多いのか？それは必要なモノと必要でないモノを上手に選択できないからである。

あれが必要かな？これも必要かも？と思い始めるとキリがなくなってくる。

 人間はどこかで割り切らなければならないので、普通は基準を決めてそれに合わないものは思い切って諦めている。

　だが荷物が多い人はそれが苦手なのだ。手に抱える荷物なら限度があるが、カートのような便利な商品があるとついつい目一杯荷物を積んでしまう。

　また荷物が多い人は、計画を立てることが苦手な人が多い。具体的な行動を目に浮かべることができないので、必要でないものまで入れてしまうのだ。モノが捨てられない人ともある程度共通する性格かもしれない。

　お金持ちになるためには、ある程度の選択と集中が必要だ。あれもこれもとやっていると、どれも中途半端になってしまう。もちろん思い切って賭けたモノが大きく失敗することもあるわけだが、大きなリターンを得るためにはある時点では一転に集中することがどうしても必要になるのだ。

　荷物が少ない人は、日頃から選択と集中に慣れているので、大きな決断でもいつも通りこなすことができる。結果として成功する確率が上昇する。慣れないことをすると人間は失敗するものである。お金持ちの人の荷物が少ないのはこういった理由なのかもしれない。

【参考記事】
「1日24時間は全員に平等というのはウソ」
【関連サイト】
「なぜあなたは出世できないのか？」
「投資で成功するために絶対知っておくべきこと」
「起業・独立で成功するために知っておくべきこと」
「放射能から身を守る食品サイト」
「記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト」