海外旅行に行ったら不動産を見ろ
お金持ちになる人は、お金持ちになりやすい思考回路を持っているといわれる。
お金持ちになりやすい思考を身につけるためには、いろいろな方法があるが、その中でもっとも効果が大きいものの一つが海外の不動産見学である。といってもわざわざ海外の不動産物件を調査する必要はない。海外旅行のついでに不動産を見にいくのである。
海外旅行で不動産を見たからといってお金持ち思考が身に付くのか?と疑問に思うかもしれないが、これが効果てきめんである。騙されたと思って一度実行してみてほしい。少なくとも思った以上の効果は得られるはずだ。
現地の不動産屋に飛び込んでみる
海外旅行で現地の不動産物件を見学するにはどうしたらよいか。話は簡単で現地の不動産屋に飛び込みで訪問する。
そして「私は日本人だが、投資物件を探している。○○万ドルくらいでいい物件はないか?」と聞いてみればよい。セールスマンは喜んで物件を案内してくれるだろう。
人によっては買う気もないのに、そんなことをして大丈夫か?と思うかもしれないが、心配は無用だ。むしろ「お金持ち思考」のトレーニングはすでにここから始まっているのだ。
お金持ちの人は、ある意味でワガママ(よく言えば出費にシビア)なので、さんざんセールスマンを振り回しておいて結局買わないということについて何とも思っていない。
一定金額以上の不動産を扱うセールスマンであれば、お金持ちばかり相手にしているのでそれには慣れきっている。むしろ、当然のような顔をして「案内して欲しい」といってくる客の方がお金持ちである可能性が高いのでかえって喜ぶかもしれない。
不動産見学から得られるものは驚くほど多い
不動産物件には経済情報が凝縮されている。
最近の景気の動向、街のどのエリアが伸びているのか、どんな層が物件を買っていくのか、賃貸で住む人はどんな階層の人か、など、物件に到着するまでにセールスマンと会話する内容だけでも、相当中身の濃い経済情報である。ついでに現地の銀行のローンの仕組みについても聞いてみよう。金融に関する情報も得られるかもしれない。
また不動産の物件を現地で見ると、その国生活水準が良く分かる。衰退している国の不動産には独特の雰囲気があり、逆に成長著しい国の不動産は活気に溢れている。
人によって感受性は違うかもしれないが、じっとしてはいられないような少し不思議な感覚に陥るはずである。
英語というカベはあるが、こちらは客である。ハチャメチャ英語でもまったく問題はない。むしろ堂々と下手くそな英語を使う方がお金持ちらしいのだ。
不動産の見学は、お金持ちのふるまい、投資の金銭感覚、メンタリティのあらゆる面でよいトレーニングになる。お金持ちへの第一歩だと思ってぜひチャレンジして欲しい。
【参考記事】
「お金持ちの振る舞いを勉強したければ高級ホテルに行け」
【関連サイト】
「なぜあなたは出世できないのか?」
「投資で成功するために絶対知っておくべきこと」
「起業・独立で成功するために知っておくべきこと」
「放射能から身を守る食品サイト」
「記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト」
関連記事
-
-
どこかでリスクはとらなければならない
お金持ちになるためには、どこかで何らかのリスクを取らなければならない。 不動産 …
-
-
物事を単純化できるとお金持ちに近づく
お金を儲けることは案外単純だ。会社の利益を最大化させるためには、売上げをできる …
-
-
お金持ちを分類してみると
世の中に存在しているお金持ちはいくつかの人種に分類することができる。もちろんす …
-
-
お金から自由な人と不自由な人
前回は資産家と高級取りの違いについて考えてみた。同じ「お金持ち」でも資産家の人 …
-
-
お金持ちはリスクを数字化できる
お金持ちは、自分が直面しているリスクを数字にすることができる。逆にお金に縁のな …
-
-
お金持ちになりたければ本当の敵を知れ
お金持ちには敵が多いという。確かにそれは当たっているが、実はお金持ちを目指した …
-
-
お金持ちになれる人は、お金持ちからお金を取る
お金持ちになれる人は、お金のある人からお金を取ろうとするが、貧乏人体質の人は、 …
-
-
お金持ちの命運は家族が握る
お金持ちにとって家族との関係は非常に重要な問題だ。 最初からお金持ちの人にと …
-
-
無謀なことをするのとリスクを取ることは違う
世の中にはリスクを取ることは無謀なことをすることと勘違いしている人がいる。その …
-
-
「絶対」という言葉を使う人間はお金持ちになれない
「絶対にやり遂げます」「絶対に安全だ」などなど。絶対という言葉ほどいかがわしい …
- PREV
- 「時間が出来たら」という人はお金持ちになれない
- NEXT
- お金持ちが「ありがとう」というのはなぜか?