お金持ちの教科書

お金持ちになるための法則を徹底解説。お金持ちになりたい人必見の情報サイト!

*

理系の人はお金持ちになれない?

 

 前回は右脳、左脳の話題を取り上げたが、今回は理科系と文科系の違いに関する話題である。

 最初に断っておくが、ここでいうところの「理系」とは理工系の勉強をした人のことをすべて指しているわけではない。文系であってもいわゆる「理系」の人は存在するし、逆もある。ちなみに筆者も理工系の学部の卒業である。

 前回も少し触れたが、お金持ちになるという点に限って言えばいわゆる「理系」の人は不利である。理系の人はお金持ちになりにくい特徴を数多く持っているのだ。

理系の人は数字が苦手
 まず「理系」の人の最大の欠点は「数字」が苦手なことである。意外な感じがするかもしれないが、これは本当である。理系の人は「数学」は得意だが、「数字」には弱いのである。

 小中学校の算数ならともかく、高等数学以上になってくると、ほとんどが抽象的な「数式」を用いるため、数字そのものを扱うことはほどんどなくなってしまう(数字を扱うのは数値演算などを行うごく一部の理科系の学問分野だけである)。このため理系の人は数字に弱い人が多い。

 これに対して文系は数字に強い人が多い。会社の売上げや利益、利回りなどの数値をスラスラといえる人が結構いる。このような人は、回転寿司のお店に入っても、その日の売上げがいくらくらいなのか、数字でイメージすることができる。売上げや利益の伸びがどのような微分方程式に沿って動くのかは分からなくも、数字そのものは直接イメージできる。

 これはお金儲けにとって非常に大事なことである。

 数字に強いと、統計データが揃っていないことや未知なことに対して、想像力を使って推定することができる。

 例えば、東日本大震災のような巨大災害が発生したと仮定しよう。この災害の被害総額がどの程度になるのかについて、数字に弱い人は「正式な調査をしないと分からない」と決めてかかってしまう。だが数字に強い人は違う。

  日本のGDPは500兆円。大災害なので被害者は1年間は従来通りの生活はできない。被害の地域の人口はおおよそ数百万人。といった情報から大雑把な被害額を想定できるのである。

 未知の事態に遭遇したときに、大雑把でもよいので概況をつかむことができる人そうでない人に、大きな差ができるのはある意味で当然である。

与えられた公式しか使えない
 理系の人のもうひとつの欠点は公式が与えられないと問題解決ができないという点である。
 本来、自然科学の学問はそういうものではない。未知の事態に対して新しい法則を発見するのが自然科学の醍醐味である。だがそんなことができるのは、ごく一部の天才しかいない。凡庸な99%の理系は、天才が発見した法則をただ「丸暗記」して勉強するだけである。
 凡庸な理系の人は、その法則が適用できる環境では、問題を解決することができるが、前提条件が変わってしまうと、途端に問題解決能力を無くしてしまう。

 現実社会において、きれいな自然科学の法則が適用できるケースなどほとんどない。すべてが混沌としており、一見無秩序に見える。
 その中から、仮説を立てて検証したり、部分的に法則を適用してみたり、あるいは発想や視点を変えてみたりと、試行錯誤してチャンスを見つけ出さなければならない。
 与えられた数式を適用することにばかり繰り返していると、混沌とした状況に直面した際にパニックを起こしてしまうのだ。

数式ばかり使っているとバカになる
 そして理系の最大の欠点は論理的でないことである。こういうと語弊があるかもしれいが、これもある意味で事実だ。

 複雑な事象を整理して論理的な説明を行うことには大変な労力や能力が必要となる。だが数式を使うと非常に簡単に説明ができてしまうため、理系の人は論理的な説明をする努力を怠ってしまい、そのうち論理的な思考回路そのものが鈍ってくるのである。

 例えば、アインシュタインの相対性理論を言葉で論理的に説明するためには、かなりの知識と能力を持った人でないと不可能である。一般社会における類似の事例を引き合いに出し、用語の定義を行いながら、論理の展開をしていくのは至難のワザだ。だが、これだけ難しい相対性理論も数式で書けば一発で終了する。

 数式はある意味でラクするための手段なのである。だから数式ばかり使っているとバカな怠け者になってしまう。
 だが、混沌とした現実社会を整理し論理展開するには数式を使うことはできない。いわゆる理系の人がコミュニケーション下手といわれるのは、数式というお手軽な道具に慣れきってしまい、本来の意味での論理を磨く努力を怠ってしまっていることにその原因があるのだ。

 「理系」がいかにダメかを書き連ねたワケだが、頭のよい読者の方なら、この記事の本意が「理系の人はダメだ」ということではないことがお分かりいただけるだろう。

 理科系の学問から得られる考え方は、きちんと有効活用すればお金儲けに大きく役立つものが多い。これをムダすることほど、世の中でムダなことはないのだ。

【参考記事】
物事を単純化できるとお金持ちに近づく
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

  関連記事

tika
キメ細かいリスク管理はお金持ちの基本

 常に緊張感を持って周囲に気を配ったり、キメ細かいリスク管理を心がけることは、お …

hora
ホラは吹いた方がよい

 普通ホラ吹きは嫌われる。だがお金持ちになった人にはホラ吹きが多い。今回は吹いて …

a1640_000054
お金持ちになっても満足が得られない本当の理由

 多くのお金持ちの人は、他人が思うほど満足した人生を送っていないことが多い。これ …

image01
どんな分野でも上位の人と付き合え

 本コラムでは、よりレベルの高い人と交友関係を持つことがお金持ちになれる有力な手 …

EF052_L
日本はお金持ちが多いというのは本当か?

 日本は平等な国だと思われている。アメリカは貧富の差が大きく、日本は皆が中流階級 …

学歴社会の頂点、東京大学。「最近はブランドが落ちた」と言われ続けて150年
勉強ができると金持ちになれないという「噂」を検証してみる

 下手に学校の勉強ができるとお金持ちにはなれないとよくいわれる。これは本当だろう …

FE083_L
立場が弱いうちは客を選ぶな

 お金持ちになるためには、取引する相手を選んだ方がよいだろうか?それとも相手を選 …

genin668
原因と結果を混同してはいけない

 世の中には原因と結果を混同している人が実に多い。例えば残業なしで高い利益を上げ …

semina
お金持ちセミナーには行った方がよいのか?

 世の中には「お金持ち」になるためのセミナーが山ほどある。  内容は自己啓発的な …

jikannochigai7496
今の1時間と将来の1時間は異なる

 人間は必ず年を取るものである。当たり前のことなのだが、多くの人はそれを考えない …