お金持ちの教科書

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勉強ができると金持ちになれないという「噂」を検証してみる

 

学歴社会の頂点、東京大学。「最近はブランドが落ちた」と言われ続けて150年

 下手に学校の勉強ができるとお金持ちにはなれないとよくいわれる。これは本当だろうか? 

 日本はお金持ちに対する反発が激しいが、高学歴に対する反発も大きい社会である。
 お金持ちについては、先祖からの相続だったり、事業で成功しないと実現できないので、これらはある意味であきらめがつく。

 だが、学歴社会は、人生でたった1、2回の、しかも単純なペーパー試験だけで、会社人生のほぼすべて決まってしまうというシステムなので、反発がでるのは当たり前だ。

 勉強ができるとお金持ちになれないという話は、学歴社会への反発というバイアスがかかっている可能性があるので、色眼鏡をはずして冷静に真偽を確かめる必要がある。

 学歴が低くても事業などで成功して大金持ちになった人はたくさんいる。一方、ピカピカの学歴があり、かつ大成功した人も少なくない。ただ、大金持ちになった人の中で、学歴が高くない人の割合は確かに高い印象だ。

 いわゆる一流大学と呼ばれる学校に入れる人は全体の数%なので、100人をランダムに集めてくれば、学歴が高い人は1人か2人くらいしかいない。

 しかし、成功者を100人集めてみると、その中の1割、下手をすると2割位は、学歴が低い人かもしれない。その意味で学歴がないにもかかわらず大成功した人の存在感が大きいのは確かだ。

天才的な頭脳を持った低学歴な人々
 消費者金融の武富士を創業した武井保雄氏は、国民学校高等科出身(いまでいうところの中学校)だ。消費者金融業界は、いろいろな社会問題を起こした結果、実質的に解体再編されてしまっているが、1990年後半までは世界が注目する巨大産業であった。
 最大手の武富士には、世界の投資銀行が資金調達や投資のために日参していた。武井氏は、会社の財務や市場に関する細かなデータを、メモなどを見ることなく、まるでコンピュータのように空で暗記して説明していたといわれている。武井氏は確かに学歴は低かったかもしれないが、天才的な頭脳を持っていたのは間違いない。
 古くは元総理大臣の田中角栄氏も天才的な暗記力を持っていたことで知られている。豪腕な政治手法と絡めて「コンピュータ付きのブルドーザー」などと言われていた。田中氏も現在でいうところの中卒だ(実際は専門学校卒)。

大蔵省幹部の入省年次をスラスラ暗記

 筆者が接してきたお金持ちも、皆総じて頭がよい。

 中堅システム開発会社のオーナーであったO氏は、会社を大手企業に売却して巨万の富を得た資産家だ。

 O氏はITオンチでシステムのことなどまったく分からない。だが、システム会社がどのようなビジネスなのかを筆者に説明したO氏の話す内容はあまりにも的確で筆者を驚かせた。

 頭がいいこととお金持ちになることには深い関係があるようだ。

 だが頭がいいことと学歴が高いことは必ずしも一致するわけではない。「学校の勉強ができるとお金持ちにはなれない云々」の話はこのあたりにナゾを解くカギがありそうだ。

学歴と仕事の能力は関係するか?
 日本では学歴に関する真実の話題はタブーなので、建前上の学歴社会批判以外のテーマはあまりマスコミなどで取り上げられることはない。だが、米国では学歴と年収の関係や学歴と仕事の能力の関係などについてかなり詳細な調査が行われ、結果もオープンに議論されている。
 
 それによれば、いわゆる仕事ができる能力と学歴には緩い相関が見られるということだ。つまり、学歴が高い人が皆仕事ができるわけではないが、仕事ができる人には、高学歴の人が比較的多いということだ。

 これは現実社会である程度納得できる話ではないだろうか?

 日本や米国などの先進国(日本はもう先進国ではないかもしれないが・・・)では、ほとんどの国民が学校教育を受けるので、経済的な理由で学校に行けないという人はかなり少ない。となると、いわゆるデキる人もデキない人も皆、学校には行くことになる。仕事ができる人は学校の勉強もある程度効率よくこなすことができるだろう。仕事の能力と学歴に一定の相関が見られることに合理的な説明はつく。

 では、お金持ちが必ずしも高学歴ではないのはなぜだろうか?
 それは、学歴がよい人のほとんどが、一流企業のサラリーマンになろうとするからだ。

 特に日本の場合には、いい大学を出ると、優先的に優良企業に就職でき、そこでの出世もある程度保証されている。これは事実だ。なぜこのようなことが起きるかというと、日本企業は世界的に見れば厳しい競争環境には置かれていないからだ。

競争がないと人間はチャレンジしなくなる
 先にも述べたように、学歴と仕事の能力には一定の相関がある。ならば企業の人事部は、「学歴の高いヤツを採用しておけばその何割かは仕事ができるんだろ?」ということになる。
 もし日本企業がもっと厳しい競争にさらされていれば、なんとしてもデキるヤツを採れ!デキないヤツは一人も採用するな!、ということになり、単純な学歴採用はなくなるだろう。だがアメリカ型の競争社会は日本では否定されている。人事部の採用も無難なものになりがちだ。

 話はそれたが、一流企業のサラリーマンは、安定していて給料もそこそこよいが、そのままでは一生、大金持ちにはなれない。だが、人間とは弱いもので、安定した立場を得てしまうとチャレンジしなくなるものだ。

 お金持ちの教科書では幾度となく「相続以外でお金持ちになろうとするならば、何らかのチャレンジをしなければならない」と述べてきている。何もしないでお金持ちというのはよほど運のよい人にしか実現できない。
 安定した大企業に「就社」した人のほとんどがチャレンジしないので、結果的に、お金持ちには思ったほど高学歴者が少ないという結果になる。

 「下手に勉強ができるとお金持ちになれない」のかどうかは分からないが、「下手に勉強ができるとチャレンジしなくなる」というのは本当かもしれない。

【参考記事】
お金持ちの子供はお金持ちになりやすい体質を持っている
【関連サイト】
なぜあなたは出世できないのか?
投資で成功するために絶対知っておくべきこと
起業・独立で成功するために知っておくべきこと
放射能から身を守る食品サイト
記事にできないホンネを集めた脱力系裏ニュースサイト

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